青空を探して~エイミー34歳カナダ・カレッジライフ~

人生30代からがエキサイティング☆

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祝☆渡加一周年

8月28日、何か聞き覚えのある日付。
そう、今日は、エイミーが日本を発ってから丸1年の記念日なのです。一年かあ。長かったような短かったような…。でも、やっぱり、ここまであっという間だったなあ。

思い起こせば、2005年の8月28日。涙涙(笑)で住み慣れた国を離れ、再びカナダへと渡った私。始めの1週間は、ひどい時差ぼけと、英語の感覚がなかなか戻ってこないことで、何となく元気なく過ごしていました。それが、レッドディアに到着して一変。カレッジ内では、誰と会ってもスマイル・スマイル・スマイル。笑顔が、人をこんなにも安心させるとは思ってもいませんでした。「ここだったら、頑張れるかも…」スマイルに、希望の光を託してスタートしたカレッジ生活。

秋学期、英語での授業についていくのは大変でした。膨大なテキスト・リーディングに追われ、クラスメイトの3倍以上も時間をかけて宿題をこなし、先生の話のペースについていくことだけで精一杯の授業。1日が終わる頃には、頭が痛くなるほどの情報量。フラフラ(笑)しながらも、次の日の予習のために図書館へ。土日も、遊びほうけているルームメイトを横目に、ひたすら勉強。夜、ベッドに横になった時が、唯一、ホッと出来るひとときでした。

冬学期、少しずつ、色々なことがわかってきた時期。文法が間違っていようと、発音が悪かろうと、伝える努力をすることが大切。周囲に助けられながら、少しずつ本来のエイミーらしさを発揮できるようになりました。少し自信がついてきた時期とも言えます。インターナショナルクラブやホスピタリティー学科のイベントボランティアで、チームワークの楽しさを知ることが出来ました。英語でも、リーダーシップが発揮できるくらいになりたいと思い始めます。

そして、ジャスパーで就労実習をしながらの春学期。本当に良い勉強になった4ヶ月間でした。始めは、電話のベルがなる度に、ビクビクしながら受話器をとっていた私が、今では、他のことをしながら(例えば、チェックインやアウトの手続きをパソコンでしながら…)、電話対応が出来るように。この数ヶ月で、英語が流暢になったかはわかりませんが、挨拶やちょっとした一言が、自然と出てくるようになりました。英語で働くことが出来るのだという、大きな自信と確信が生まれた夏…。

そして今、2度目のジャスパー生活もあと1週間となりました。
ジャスパーは、何度訪れても素晴らしい!雄大な山々に囲まれた、最高に美しい国立公園です。もっともっとハイキングがしたかったし、行きたい場所もたくさんありました。でも、今回は仕事が第一優先。お楽しみは二の次です。また、観光地で働いていると、一番いい時期=忙しい時期となり、ベストシーズンには、まとまった休みがとれません。何とも、もどかしい思いです。でも、やりたいことを全て叶えてしまったら、もうその場所には戻ってこないような気がするので、未練が残る(笑)くらいが丁度いいのかなとも感じています。
あとは、カレッジ提出用の、上司からの就労実習評価表を待つのみ。1週間後には、レッドディアに戻ります。

さあ、2年目は、どんな年にしていこうか?

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ジャスパー・トラムウェイから徒歩30分の、ウィスラーズ山頂(2470メートル)から見たジャスパー。町は半分くらいしか見えないのですが、深い森に囲まれている雰囲気を感じてください♪

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ジャスパーのメインストリートです。エイミーの働いているホテルも写っています。背後の山は、トラムウェイがあるウィスラーズ山です。

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ワーキングホリデー@ジャスパー

ジャパンフ(Japan&Banff)と言ってもいいほど大きな日本人コミュニティーを抱えるバンフと比べると、ほんのわずかですが、ここジャスパーにもワーホリメーカーが滞在しています。そのほとんどは、ホテルのハウスキーピングかショップ、又はジャパニーズレストランで働いているようです。住居は、スタッフ・アコモデーション(寮)が主流。中には、ワーホリ終了後、ワークビザに切り替えて、ジャスパー滞在2年目という方もいます。
今日は、エイミーが、ワーホリメーカーとしてジャスパーで暮らしていたときのことや、今年出会ったワーホリメーカー達の様子を交えながら、ジャスパーで、満足度120パーセントの楽しいワーホリ生活を送るためには、どうすればいいのかを考えてみました。

1.あなたは自然&田舎好き?
ロッキーマウンテンと言えども、所詮、人口5000人の田舎町ジャスパー。景色は360度、山・山・山。自然以外には何にもな~い!…のが実情。娯楽施設は、小さな映画館が1軒、ダンス・クラブが1軒、バーが数件とごくわずか。あなたは、そんな田舎町に耐えられますか?
その反面、アウトドアスポーツには事欠きません。ハイキング、マウンテンバイク、カヌー、キャンプ、ロッククライミング、スキー、クロスカントリースキーなどなど、季節の変化を感じながら、1年中アウトドアを堪能できます。自然の中で過ごすのが好きな人なら、ジャスパーはパーフェクトな場所だと言えます。
ちなみにエイミーは、時間のある時はお散歩やハイキング。お天気のいい日は、公園の芝生に座って読書をしたり書き物をしたり、ボーっとしたり…。雄大な山々を眺めているだけで、シアワセな気分になります。超多忙だったカレッジ生活から解放されて、心身共に、ジャスパーに癒されている今日この頃です。

2.グループ行動派?それとも個人行動派?
何かをする時、いつも人と一緒に行動したいですか?それとも、一人の時間を大切にしたいですか?あなたが、もしグループ派なら、従業員をたくさん抱えている大きなホテル・お店・レストランで仕事を探すことをお勧めします。もしかしたら、寮は大部屋…という可能性もありますが、常に大勢のカナダ人の若者達と過ごす時間は、とても楽しいものになることでしょう。皆で一緒に出かけたり、お酒を飲んだりする機会もたくさんあるはずです。
一人で行動するのが好きな人は、個人経営の職場を探すことをお勧めします。少人数の職場は、基本的にはとてもアットホームで、輪の中にすぐに溶け込める可能性大です。ただし、スタッフ寮がない場合もあるので、応募する時に確認するのを忘れずに。
エイミーの今の職場は、個人経営の小さなホテルです。スタッフが少ない分、何でもやらなければならず大変な時も多々ありますが、人に恵まれたおかげで、ストレスも少なく楽しく仕事をしています。

3.日本人のいない環境で過ごしたいですか?
カナダはとても過ごしやすく人気のある国。はっきり言って、どこに行っても日本人はいます。100%日本人と会わない環境を見つけることは至難の業。それでも、日本人の少ない場所を選ぶことは可能です。例えば、語学学校や大学等がたくさんある大都市を避けたり、観光客の少ない季節(晩秋から早春にかけて)を選んだり…。カナダ東部の方は、まだわりと日本人が少ないようです。ジャスパーは、人口5000人に対して、日本人定住者が約20人。この数字が多いのか少ないのかはわかりません。ただし、同じロッキーマウンテンでも、バンフとは違い、日本人同士の強いつながりがあまりないような気がします。皆、それぞれひっそりと暮らしている…という印象です。
エイミーは、ワーホリでカナダに滞在していた頃は、英語力を伸ばすためにと、日本人との接触を出来る限り避けていました。でも、今考えると、そんなに意固地にならなくてもよかったのかなと思います。だって、自分が日本人であることにはかわりないし、日本語を忘れないためにも(笑)、たまには日本語で話すことも必要。日本語でお喋りして、大きな声で笑ってみれば、ストレスも一瞬のうちに吹っ飛びます。

4.何のための仕事ですか?
ワーホリメーカーが仕事を探す目的は様々。英語力アップ、旅行資金、生活資金、将来のキャリア…。たった数ヶ月の仕事でも、責任を持ってきちんと任期満了日まで勤められるよう、慎重に選びましょう。「短期間だから、お金さえもらえれば何でもいいや」ではなく、出来るならば、少しでも興味のある職種を選ぶことをお勧めします。例えば、これまでに接客業の経験があるなら、レストランやお店での仕事。帰国後のキャリアアップにつなげたいなら、旅行会社やホテルでの仕事等々…。そして、どんな仕事でも、自分が選んだ以上は責任を持ってベストを努めること。雇用主にとっては、あなたのイメージ=日本人のイメージとなります。これからカナダへやってくるワーホリメーカー達のためにも、良い印象を残しましょう!

5.ジャスパーで気をつけてほしいこと
カナダのどの場所でも同じことが言えるのですが、常にCommon Sense(常識)で物事を考えることを忘れずに。例えば、夜12時以降は一人で外を歩かない(近年、男性がレイプされたという例も!)。女性一人でバーに入らない。バーでは、知らない人から飲み物をもらわない。ドラッグには手を出さない(警察に捕まると強制退去です)。また、とても悲しいことですが、ジャスパーはカナダの同規模の町と比べて、HIV感染率がとても高いそうです。それは、世界中から来る大勢の観光客や、毎年入れ替わる季節雇用者の存在、また、高校以上の高等教育機関がないため、一般の人々への教育の機会が乏しいこと等が原因のようです。カナダは安全な国ではありますが、やはり、慎重すぎるくらいの慎重さが必要です。万が一、トラブルに巻き込まれてしまった場合は、泣き寝入りせずに、すぐに信頼できる人に相談しましょう!

6.英語力をアップさせるには?
カナダで暮らしていれば、日々、英語を使わざるを得ません。「英語が出来ない」と言いつつも、あなたの英語力は、少しずつでも確実に伸びているはず。それでも、もっと早く力をつけたい人にお勧めの勉強方法は…。ラジオを聴く(天気予報やニュースを重点的に)、テレビを観る(役立ちそうな日常表現はメモを)、映画を観る(細部はわからなくても、流れをつかむことが大切)、本を読む(簡単な本からスタートするのがコツ)、新聞を読む(時事英語をチェック)、一冊の参考書(文法)を何度も繰り返し勉強する。
英語力は、ワーホリの1年では、決して満足には伸びません。その後、コツコツと勉強を続けていくことが大切です。この1年を、今後の大きなステップにするという気持ちで、あまり深刻になり過ぎない程度に勉強を続けるといいかと思います。

ジャスパーに滞在している、又は、これからやってくるワーホリメーカー達が、この美しいロッキーマウンテンの町で楽しい1年を過ごすことができますように♪


ジャスパーのマスコット“ジャスパー・ベア”。風景に溶け込んでいます…。
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その輝ける瞳はいったい何処を見つめているのか??
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愛猫(?)写真館

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こんな風に寝そべられると、ちょっと可愛くなって気を許してしまう。
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でも、そこが誰のベッドか気づいてほしい(もちろん、エイミーの寝床)。
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入って来られないように、ドアにストッパーをしているのに、
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手でこじ開けて、いつでも入ってきちゃうんだよね。
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そんなふうに、エイミーの行く手をふさがないで。
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ホント、可愛くないんだから(笑)。
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ささ、遊びの時間は終わりだよ。
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アイラブ・マイ・ジョブ!

毎日、世界中から来るたくさんの旅行者と接し、様々な問題に対応していかなければならないフロントデスク。柔軟な姿勢や、コミュニケーション能力が多々問われる仕事です。そんなポジションで働き始めて、もうすぐ丸3ヶ月のエイミー。いつも順風満帆だったかというと、もちろんそんなことはありませんでした。

初めの1ヶ月は、日常業務をこなすことで精一杯。電話応対ひとつにしても、わからない時は、とことんわかりません(涙)。そんな時は、相手に嫌がられても、めげずに聞き返し続けるか、カナダ人スタッフと話してもらう。そんなことが何度か続くと、その日は一日ブルーな気分。それでも、人の波は途切れることなく、笑顔で接客を続けなければ!
「始めの1週間、1ヶ月は、カナダ人でも大変なはず。まして、英語が第二言語のエイミーならなおさら。とにかく1ヶ月間ふんばってみよう。そうすれば、必ずこの袋小路(笑)を脱出できるはず」と、呪文のように自分自身に言い聞かせながらの1ヶ月…。

2ヶ月目。周囲の状況が、だんだんと飲み込めてきた時期。つたないながらも、お客様にジョークを言いながら接客できるようになった自分に少しびっくり。カレッジでは、なかなか大胆になれずに、シャイで典型的な日本人だった(又は、本人だけがそうだったと信じている!?)エイミー。そんなアタシが、フロントデスクに肘を突きながら(笑)、偉そうに道案内をするようになるなんて。相手が何を言っているのかわからないため、電話口で固まってしまう回数も徐々に減り、予約受付の電話でも、多少の世間話が出来るように。受話器の向こうで、笑いながら話しているゲストの様子が伝わってくると、こちらも心が温まります。上司からも、「エイミー、あなた、よくやっているわよ」とのお言葉。

そして3ヶ月目。積極性が出てきた時期。小さな苦情なら、自分ひとりで処理できるようになり、フロントデスクスタッフとしての自信が出てきました。また、予約なしで来るゲストへのセールス成績も順調。何度もホテルを満室にし、オーナーからもお褒めの言葉☆上司からは、「あなたの感覚は間違っていないから、苦情処理もどんどん自分でやってみなさい。部屋のセールスも、これだと思った料金を提示して、どんどん販売していいわよ」と、責任の範囲を少し広げてもらい、ますますやる気満々。

もちろん、ゲスト全員が良い人達というわけではありません。何をしてもハッピーになってくれないお客様への対応や、部屋の広さや設備の古さなど、フロントデスクにはどうしようもない範囲の苦情を受けた時などは、言いようのないもどかしさを覚えることもしばしばです。でも、そんなどんよりとした波の中からエイミーを救い上げてくれるのも、これまたゲスト達。名前を覚えてもらったり、「親切にありがとう」とお礼を言われたりすると、胸の中がスッとして、それまでのモヤモヤが、サーッと消えていくのがわかります。

エイミーが、特に達成感を覚えるのが、ゲストからの苦情にうまく対応できた時。それまで、プリプリとしていた顔がふっとほころんで、その口から冗談が飛び出すようになればしめたもの。その瞬間がたまりません。

この3ヶ月の間に、たった一度だけですが、グツグツとお湯の沸いたヤカンのように、爆発寸前のゲストに、たったひとりで対応しなければならないことがありました。トリプル(三人部屋)を予約していたつもりのフランス人旅行者達が、ダブルベッドがふたつしかないことに腹を立てて、フロントまでやって来たのです。結論から言うと、間に入っていたフランスの旅行会社の案内ミスだったのですが、彼女達が、もうカナダにいる以上は、こちらで出来る限りのことをしなければいけません。キーキーとわめいているゲストを目の前にし、まずは、旅行会社との連絡FAXのコピーを提示しながら淡々と状況説明。ホテル側で出来ること、出来ないことを話し、どうしたらいいか最終結論はゲストに選択してもらいます(例えば、もう一部屋必要であれば、その部屋代を一旦、立て替えてもらい、帰国後に旅行会社に請求してもらう・・・など)。しばらくすると、「だったら仕方がないわね。その書類のコピーもらえるかしら?帰ったら旅行会社に差額を返金してもらうから」と、風向きが変わり、ホッ。最後には、「いいわよ。あなたの責任ではないから」と、笑顔で言ってもらうことができました。彼女達は、結局、元のままの部屋に泊まることになったのですが、その後も、毛布やタオル等を少し多めに用意して部屋まで持っていくなど、フォローアップも欠かせません。

苦情処理は、なかなか気力&体力のいる仕事。「またか!もう勘弁してよ!」とゲンナリすることもよくあります。でも、次々と来る無理難題を乗り越えていく時の感覚も、何ともいえないものがあります。エイミーは、その瞬間が大好き。もちろん、お客様にしてみれば、苦情の種がないことにこしたことはないのですが…。

そんなこんなで、波乱万丈の毎日を送っているエイミー。最近、この仕事好きだな…と、心から思えるようになってきました。英語だと"I love my job"となるのですが、それもあながちオーバーな表現ではないような気がします。私はやっぱり人が好きだし、お客様にハッピーになってもらうことがとても嬉しい。これまでの経験からくる感覚や人との接し方を生かせるのも、この仕事ならではだと思います。また、「あっ、日本人の方ですね。よかった~!」と、日本人のお客様から言われた時も、それだけで何だか自分が役に立っているような気がして、ほのぼのとした気持ちになります。

8月に入り、最繁忙期となりました。ダウンタウンは夜遅くまで賑わい、Aホテルの毎日はめまぐるしく過ぎていきます。忙しさに、初心を忘れてしまいがちですが、そんな時こそ、青空を見上げて深呼吸。"I love my job" 私は、この仕事がとても好き。そして、言葉の壁を乗り越えて(もちろん、まだ乗り越えている途中ですが…)そう言える事が、今、本当に嬉しい。

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エディス・カベル山近景。間近で観るその姿は、6年前と相変わらず、気高く雄大でした。
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