青空を探して~エイミー34歳カナダ・カレッジライフ~

人生30代からがエキサイティング☆

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ワインの基礎

今学期、一押しの授業は、ズバリ「Introduction to Wine(ワインの基礎)」。昨年の春に、ナイアガラ・オン・ザ・レイクのイニスキリンワイナリーを訪れて以来、エイミー、このクラスを心待ちにしていました。

以前は、ワインなんてほとんど興味がありませんでした。でも、数年前に訪れたイタリアで、車窓から見たトスカーナ地方のワイン畑の風景が、瞳の奥に焼きつき、ワインのことが少し気になるように。

そして、昨年春、ナイアガラの地で、一面に広がる淡いグリーンのブドウ畑の美しさに魅了され、さらに、イニスキリンで試飲した数種類のワインが、それぞれあまりにも個性的だったことが、エイミーの好奇心をムクムクとかき立てました。ワインのこと、もっと知りたい♪

そして、待つこと数ヶ月、1月からついに「ワインの基礎」の授業がスタート。先生は、エイミーのお友達(笑)でもある、学科長のロン様。理論的な授業と、厳しい採点に定評のあるインストラクターです。カナダ、フランス、ニュージーランド、ドイツ、カリフォルニア等、世界のワインについて、理論&テイスティングを通して学びます。

週一回(80分)の授業の流れは・・・

1.その日に学ぶワイン(ぶどう)の種類について
2.産地について
3.テイスティング(3~4種類)
4.各自、テイスティング・シートに所見(見た目、香り、味、総合評価)を記入
5.ワインの特徴(ワインの見た目、香り、味、どんな料理と合うか、などなど)

テイスティングには、「これだ!」という絶対的な答えはないとのこと。嗅覚や味覚には個人差があるため、それぞれが、違う評価をして当たり前。各自の感覚を大切にしていいそうです。「でも、どのワインも、何だか同じような香りがするんだけど・・・」という人は、まずは、代表的なワインの香りを覚えてしまうこと。例えば、白ワインの“Riesling(リースリング)”は、リンゴやアプリコットの香り、“Savignon Blanc(サビニョン・ブラン)”はメロンの香り、などなど。本物のワインの香りを、嗅覚を通して体で記憶することが大切だそうです。

ワインは、ぶどうの種類、産地、生産方法、ヴィンテージ、熟成期間など、様々な条件によって、その個性が決まります。同じ銘柄でも、その年の気候条件によって味が変わってしまうことも。種類によっては、購入後に数年間熟成させたほうがいい場合や、数ヶ月以内に消費したほうがいいワイン(日本で大人気のボジョレーヌーボーはその典型で、11月の解禁からクリスマス頃までが飲み頃だそうです)などもあります。

一本のワインボトルが、私たちに語りかけてくる、そのストーリーの多いこと!ワイン・ラベルを読むだけでも、そのワインが、産地のブドウ畑から私たちの手元にたどり着くまでの、様々なエピソードを想像することができます。きっと、世界のワイン愛好家たちは、そんな、ワインボトルの中に潜むストーリーに思いをはせながら、そっとコルクを抜いているのでしょう。エイミーも、しっかりと勉強して、ワインが語りかけてくる言葉をキャッチできるようになりたいな、と思います。


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授業で使っているテキスト(洋書)です。フルカラーで写真もたくさん載っていて、見ているだけでとっても楽しい。
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I am in. And I am in to win.

昨日、アメリカの民主党ニューヨーク選出上院議員で、クリントン元大統領夫人のヒラリー・クリントンが、2008年の大統領選への出馬表明をしたとのニュースが北米を駆け巡りました。
I am in. And I am in to win.(私は大統領選に立候補します。もちろん、勝つために)”なんて、シンプルで力強い言葉。彼女の、自信と希望に満ちた胸の内を十二分に表しているな~と、エイミー、思わず身震いしてしまいました。

9.11以降、保守派が勢力を維持しているアメリカで、リベラルな気風を保ち続けていくには相当のパワーが必要。まして、男女平等社会と言われつつも、女性であるということが、何かと不利になりがちな世の中で、この大統領選への出馬表明には、並々ならぬ決意が必要だったことと思います。

2003年、国際社会の意見に耳を貸さずに、根拠のないまま始まったイラク戦争。2007年1月21日現在、54000人以上の民間人が、米軍の軍事行為の犠牲になっているそうです(この数は、あくまでも民間人。軍事関係者は含まれません。統計IRAQ BODY COUNT
もちろん、2001年9月11日のテロ攻撃は、とても許しがたく痛ましい出来事ではありましたが、その犠牲者数(3000人強)を圧倒的に上回る死者数を出しても、なお解決のめどが立たないイラク戦争。北米でも、多くの人達がこの戦争に疑問を持ち始めています。

そんな、先が見えない中での、ヒラリー・クリントン、2008年大統領選出馬表明。これを機に、この不確かな情勢が、いい方向に向かっていくことを願わずにはいられません。

さて、少し硬い話題になりましたが、このヒラリーさんの言葉“I am in. And I am in to win.”、様々な意味で、エイミーの心に響くものがありました。
“I am in.”は、とても便利で頻繁に利用されている言い回し。たとえば、「その仕事、私もやります」「メンバーになります」のように、「私もやりたい!」「私もやるわ!」という時に使います。そして、ポイントとなるのが次の繰り返し、“And I am in to win.”。直訳すると、「勝つため・成功するためにやります」。どうせやるんだったら、勝って・成功してみせるという強い意志が込められています。

I am in. And I am in to win.
この言葉を、エイミーの留学生活に当てはめてみました。私は今、カナダにいる。そう、もうすでに“in”の状態。そして、同じ留学生活なら、やっぱり“I am in to win.”でありたい。
2008年は、エイミーにとっても、カナダで自分の力を発揮する大切な年になるはず。同じ女性として、私も、ヒラリーさんのようにパワフルに、はりきっていこう。そして、成功してみせよう。

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9月に、インターナショナルクラブが主催したパーティーの会場の様子。カレッジ内の、フォーラムという、学生がランチを食べたり勉強したりする場所を貸りてパーティーを開催しました。

Goal Setting -夢を実現させる方法-

Goal Setting(ゴールを定める)。
レッドディアカレッジに入学して以来、幾度と耳にした言葉。そういえば、一昨年9月、入学式の翌日の学科オリエンテーションで、すでに今後10年間の目標を書かされたっけ・・・。その後、1年次と2年次の秋学期に取ったキャリア対策の授業でも、“キャリアプラン・レポート”を作成。10年先のことまで、何で文字にしなくちゃいけないんだろう?自分の心の中で考えていれば、それで十分じゃない?

今、私の手元に、CAREER ZONEという雑誌から抜き出した“Goal Setting”という記事のコピーがあります。秋学期のキャリア対策の授業で配布された資料で、長いこと読まれることなく(笑)、ひっそりとファイルに閉じられていました。先月、大掃除をしているときに、ふと目に付いた“Goal Setting”の文字。どうせなら読んでから捨てようと、ようやく日の目を見ることに。

ゴール設定プラン(それぞれ、10年、5年、1年ごとに設定する)

ゴールの種類

Career(キャリア)
例)10年後・・・ホテル支配人
   5年後・・・フロントデスクマネージャー
   1年後・・・カナダのホテルでフロントデスクとして働く  

Education (学歴)
*学校だけでなく、通信教育、ラジオ講座などなど。
例)10年後・・・フランス語を学び、トライリンガルに。
   5年後・・・ホテル・マネージメントで学位取得。
   1年後・・・ホテル・マネージメントでディプロマ取得

Leisure(レジャー)
*旅行したい国や、購入したいもの(車など)の予定。
  10年後・・・
   5年後・・・
   1年後・・・ 

Personal(私生活)
*どんな環境で暮らしたいか、どんな趣味を楽しみたいかなど。
  10年後・・・
   5年後・・・
   1年後・・・

Family(家族)
*独身?結婚したい?子供は?などなど。
  10年後・・・ 
   5年後・・・
   1年後・・・

Financial(財政・貯蓄)
*貯金額の目標、投資プランなど。
  10年後・・・ 
   5年後・・・
   1年後・・・

Other(その他)
  10年後・・・ 
   5年後・・・
   1年後・・・

より効果的なプランを立てるには、長期プラン(10年)から始め、中期(5年)、短期(1年)と考えていくことが大切。まず、高い目標を設定し、そこへ到達するには5年後にはどんな自分になっているべきか。そして、5年後にそうなっているためには、今、始めるべきことは・・・と、より具体的な計画が立てられるからです。

“Goal Setting”によると、この10年プランを作成することは、目標を実現させるための基礎を築いていることになるそうです。今の自分を振り返り、夢をかなえるためには何から始めればいいのか、どんな資格や経験が必要なのかを分析する。そして、そのプランを、実際に書き出してみる。最も重要なのは、自分のプランを“文字にする”こと。
ハーバード大学が、卒業生の20年後を調査したところ、ゴールを書き出していた3%の人達は、ゴールを文字にしなかった残りの97%の人達よりも、経済的に成功していた事実がわかったとか・・・。

もちろん、経済的成功はほんの一側面。自分にとって何が大切かを決めるのは、私たち自身です。そして、それぞれの夢をかなえるために、ゴールを設定し、それに向けて行動を始めるのも私たち自身。

年末年始も相変わらずジタバタしていたため、今年の抱負すら未だに考えていないエイミー。マイナス20度で、外出の出来ない日が続く今日この頃。あったかい部屋の中で、お勉強の合間にでも、プランを書き出してみるか・・・。

accountingnotes.jpg

秋学期、とっても苦労したAccounting(会計学)のノートの束。深夜2時頃まで、計算が合わずに、鉛筆書きを何度も消しては、悔し泣きしながら勉強しました・・・。

その留学、本当に必要!?

同じクラスのミックは、台湾出身。ひとつ上のお兄さんと一緒に、6年前から、カナダで留学生活を送っている。兄弟で長期留学なんて、きっと裕福な家庭に生まれたんだろうな~。英語力も理解力もあり、なかなか頭が良い彼。マイペースすぎて、少し変わり者と周囲から思われてはいたものの、順調なカレッジ生活を送っていた。昨年の春までは・・・。

2006年秋、カレッジ2年目がスタート。ミックのお兄さんは、カルガリーにある別の学校へトランスファー(転学)。ずっと一緒に助け合って暮らしてきた兄と、離れ離れに暮らすようになったミック。保護者(!)を失い、気が抜けてしまったのか?それまでは、授業をサボることなんてほとんどなかったのに、一変して、クラスにほとんど姿を現さなくなる。

「夏休み中、ずっと、夕方から深夜にかけての仕事(レストランでのキッチン補助)をしていたから、ずっと夜型の生活だった。今でも、そのリズムが抜け切れなくて、朝起きられない」というのが彼の言い分。カレッジは義務教育ではないし、“自分のことは自分で”が原則。ましてや、ここはカナダ。ミックのお尻を叩いてくれる両親もいなければ、心配して、家まで迎えに来てくれる友達もいない。個人主義社会の北米では、ミックの成績が落ちようと、落第しようと、誰も何とも思わない。

「そのうち元に戻るだろう」と、周囲は気にも留めていなかったが、しばらくして、新たな問題が発生。グループ・プロジェクトのミーティングにすら姿を現さないミックに、クラスメイト達からブーイングの嵐が吹き出したのだ。「授業にもミーティングに来ないミックと、同じグループになるのは嫌」「グループに全く貢献していないミックが、何で、他のグループメンバーと同じ成績になるの?納得いかない!(グループ・プロジェクトは、原則として、メンバー全員が、同じ点数をもらうことになるため)」

グループできちんと話し合った後なら、ミックをメンバーから外しても良いという許可がインストラクターから出たため、ミックは、次々とグループ・プロジェクトから外されるはめに。グループ・プロジェクトが出来ないということは、その分の成績はゼロになるということ。授業に出ても肩身が狭いし、ますます足は遠のくばかり・・・。

他の学科だったら、そのままドロップアウトへの道をまっしぐらだっただろうミック。でも、ここはホスピタリティー学科。学科長のロン様をはじめ、教育熱心なインストラクターの宝庫。ミックを校内で見かける度に、ガンガン叱咤していたインストラクター達の姿を、エイミーは、内心、拝むような(笑)気持ちで見つめていた。学ぶ意欲を失ったミックの心を動かすには、何が必要なんだろう?

結局、ミックが今カナダにいる理由は、両親が「留学しなさい」と言ったから。学費にも生活費にも困らないし、台湾で忙しく受験勉強に追われるよりは、カナダでの生活のほうが、のんびりとしていて楽。ホスピタリティー学科を選んだのも、他にやりたいことがなかったからという消極的な選択。

ミックだけではない。留学生の中には、中学生の頃から5年も6年も、ずっとカナダで勉強しているという学生たちが少なくない。そして、そんな彼らの瞳の中に、力強い輝きを見ることができるのはごく稀。長期留学で語学力はついたかもしれないけど、カナダに同化するのが精一杯で、自分の国の歴史や文化すら胸を張って語れない彼ら。そんな留学生たちを見ていると、「その留学、本当に必要なの?何のための留学?その先には何があるの?」と、疑問を抱かざるを得ない。

留学って、何のためにするんだろう?


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窓から見える朝焼け。美しい雪景色を見ていると、カナダの冬を好きになりそうでコワい・・・(笑)。

66点の逆襲!?

Happy New Year 2007!
皆様の1年が、幸多きものでありますように。今年もエイミーを応援してください♪

Contemporary Hospitality Management Theory(現代ホスピタリティー経営論)のミッドターム(中間テスト)で、エイミーを奈落の底に突き落としかけた“66点事件”。(注・“突き落とした”ではなく“突き落としかけた”という表現をあえて使ったのは、エイミーがそんなことでヘコたれるはずはないからです。アハ☆)今日は、その続編です。

「この授業はテキストもないから、君たちはもしかしたら後々、“あのクラスではいったい何を学んだんだろう?”と疑問に思うかもしれない。“形”としては何も残らないかもしれないけど、この講義や授業中のディベートを通じて、今後の実社会での実践につながっていく何かを提供できたらと思っている」
インストラクターの言葉どおり、このクラスは、最もアカデミックで、多くのことを考え、学び取ることの出来たクラスでした。授業内容は盛りだくさん。テストも課題も、ボリューム満点。エイミーのお気に入りの授業でした。

<主な授業内容>
*マネージメント概論
*マネージメントの歴史:
現在のマネージメントスタイルが確立されるまでの歴史的経緯
*マネージメント論各種:
日本語の“改善”からくる“KAIZEN APPROACH”という理論も。“常にその上を目指し、休むことなく努力を続ける”マネージメント手法。意外なところで日本を発見し、ビックリ。
*Quality Control(品質管理):
アメリカ人のDr.W.Edward Deming(ドクター・デミング)が確立した理論。組織内に、全従業員の能力を最大限に生かすことの出来るシステムを導入すれば、経営・品質も自ずと向上するというもの。日本の戦後復興の一翼を担った経営手法でもあります。
*Decision Making(意思決定):
組織の中で、最も効果的な意思決定の方法論を学びました。またケーススタディーを通じて、その理論を実践でも活用できるように練習しました。
*変化への対応:
経済状況、社会環境、人々の意識などなど、様々な変化に柔軟に対応していくにはどうするべきか?
*チーム・ビルディング:
組織内に、効果的なチームを築き上げるには?
*リーダーシップ
*企業倫理
*企業の社会責任
*効率的なミーティング(会議)進行

<試験&課題>
*ミッドターム(中間テスト):2回
*数回にわたるクラス内ディベート(討論)
*小論文1“Kaizen Approach”:“カイゼン・アプローチ”が、なぜ経営にとってプラスになるのかを論じました。
*小論文2“Management's Goal”:効果的&効率的なマネージメントを目指すには何が必要か?ということについてまとめました。
*コンサルタント・プロジェクト:実在する企業に赴き、組織内の問題を聞き取り調査し、解決策を提案しました。

エイミーが、このクラスを通して得たものは、“経営者の目線で物事を見つめ考える”ということ。単に、一スタッフとしてではなく、マネージャー、経営者として、どのように組織を成功に導いていくか。近い将来のための、心の準備をすることが出来たように思います。

ミッドタームで、不覚にも最後のページを見落として、高配点の問題を解かずに答案を提出してしまったことは、とてもショック&ちょっと笑える出来事でした。でも、少し見方を変えてみると、どんな時でも、気を抜かずに、そして謙虚に、コツコツと努力を重ねていくことが大切なのだと、改めて自分自身に言い聞かせる良い機会だったのかな、とも思います。

“66点事件”後のミッドターム(2回目)、小論文、グループ・プロジェクトでは、エイミー大奮闘。それぞれ、期待以上の結果を出すことが出来ました。でも、やっぱり、あそこでコケたことは大きかった!最終成績でも、他の教科に追いつくまでには至りませんでした。
それでも、エイミーにとって、このマネージメントのクラスは、今までで一番多くを学んだクラス。楽しみながら、たくさんの知識を吸収しました。その全ては、エイミーのこれからの人生に、最大限に生かされる
ことでしょう・・・☆

sushi.jpg

ピンク・サーモン(缶詰)をマヨネーズであえて長ネギを入れたものを、巻いてみました。何となくネギトロ(笑)っぽい雰囲気で、食卓が少し和んだ・・・かも!?
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